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時速約600万km、超高速で移動する恒星を発見

500万年前にはじき出され、1億年後に銀河系外へ

時速約600万km、超高速で移動する恒星を発見

超高速で移動する恒星の想像図(画像右の大きな青い星)。連星が銀河系の中心にある巨大ブラックホール(画像左の光に包まれた黒い点)に接近した際、片方の恒星だけはじき出されたという(スウィンバーン・アストロノミー・プロダクションズ提供・時事)

 銀河系(天の川銀河)を時速約600万キロの超高速で移動している恒星を発見したと、米カーネギーメロン大などの国際研究チームがこのほど、英王立天文学会月報に発表した。

 銀河系の中心にある巨大ブラックホールに、互いに回り合う連星が接近した際、片方の恒星が猛烈な重力の影響ではじき出されたと考えられ、約1億年後には銀河系の外へ飛び出すという。

 この恒星「S5-HVS1」はオーストラリアにある口径3・9メートルのアングロ・オーストラリアン望遠鏡で発見された。銀河系を高速で移動する恒星はこれまでも見つかっているが、つる座の方向、2万9000光年先と近かったため、欧州の天文衛星ガイアなども使って詳細に観測。その結果、約500万年前に銀河系の中心付近からはじき出されたとみられることが分かった。

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