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プレミア12、侍Jが韓国を破り初優勝

稲葉監督が繊細かつ大胆な采配、五輪へ弾み

プレミア12、侍Jが韓国を破り初優勝

韓国を破って優勝を決め、胴上げされる稲葉監督=17日、東京ドーム(時事)

プレミア12、侍Jが韓国を破り初優勝

韓国戦の2回、逆転3ランを放つ山田哲=17日、東京ドーム(時事)

 主要国際大会では2009年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)以来となる10年ぶりの頂点。当時外野手で優勝に貢献した日本の稲葉監督が、今度は指揮官として栄冠を手にした。

 ライバル韓国との決勝。「特別な試合だけど、(ベンチが)特別なことはしようと思わない」。高ぶる気持ちを抑え、平常心で臨んだ。

 大会を通じて稲葉監督は繊細かつ大胆な采配を見せた。1次ラウンド初戦のベネズエラ戦では、ビハインドの試合終盤に調子が上がらない主力の坂本勇に代打を送る手を打ち、逆転勝ちにつなげた。

 ともに決勝進出を決めていた16日の韓国戦では、先発の岸が四回に6長短打を浴びても動かなかった。決勝を見据え、制球のいい岸にデータ収集役を託したようだ。その成果を生かすように、この日は惜しみなく投手をつぎ込み、相手打者の狙いをかわした。

 プロ野球で監督経験のないまま代表監督に就任してから2年。優勝の瞬間には大粒の涙がこぼれ落ちた。「来年は五輪がある。また世界一が取れるように、しっかりいい準備をしてやっていく」。勝負師の顔となった稲葉監督率いる侍ジャパンが、東京五輪前最後の国際大会を最高の形で締めくくった。

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