首里城火災で沖縄県民号泣
世界遺産に登録されている沖縄県那覇市の首里城の正殿、北殿、南殿が31日未明に炎上し、全焼、沖縄県民は悲しみに暮れている。
31日の早朝、首里城が見渡せる龍潭池にはか住民や通学途中の生徒、観光客らが集まった。
首里城公園の入り口で友人と共に涙を流していたのは、首里高校1年生の森根綾香さん(16歳)。5時ごろ、SNSで首里城炎上の通知で飛び起きて外に出ると、煙が上がる首里城の姿を見て「呆然とした」。「首里城は生まれた時から、日常生活の一部で隣にある存在だった」と語った。
同じく首里に住む元副知事の牧野浩隆さん(77)は、「沖縄県、日本だけでなく、世界にとっての損失」で、「一日も早く復元を考えなければならない」と強調した。
首里城近くで飲食店を経営する女性は「お客さんはほぼ全員が観光客。もしかしたら誰も来ないかもしれない。今日からどうしたらいいか分からない」と不安げに話した。
首里城では、27日からイベントが行われており、30日の夜は、11月1日から3日にかけて城内で開催される行事の準備が行われていた。那覇署などが出火の原因や経緯を調べているが、火災発生当時は守衛が一人しかいなかったという情報もある。けが人の情報はない。
首里城は、琉球国王の住居兼行政機関の本部だったが、正殿は1945年の沖縄戦で米軍の攻撃で焼失した。現在の正殿は、1992年に復元された木造の建物。首里城跡は、2000年に世界遺産に登録された。
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