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初心の「赤」で圧巻、畑岡奈紗が3度目の優勝

日本女子オープンゴルフで、「世界基準の技」を披露

初心の「赤」で圧巻、畑岡奈紗が3度目の優勝

3度目の優勝を果たし、優勝カップにキスする畑岡奈紗=6日、三重・白山ビレッジGC

初心の「赤」で圧巻、畑岡奈紗が3度目の優勝

18番で優勝を決めガッツポーズする畑岡奈紗=6日、三重・白山ビレッジGC

 最終18番。6メートルのバーディーパットがカップに吸い込まれると、畑岡は力強く右手でガッツポーズ。「やっと終わった」。緊張から解放され、白い歯がこぼれた。

 3番から連続ボギーと苦しい展開。だが、5番で第2打をピンに絡めてバーディー。勢いを取り戻すと、9番ではグリーンの上り傾斜を利用し、低めに転がして寄せる「世界基準の技」を披露して連続バーディー。終わってみれば、後続に4打差をつける圧巻の勝ち方だった。

 昨年は柳簫然に3打及ばず、3連覇を阻まれた。今年も海外メジャー制覇で渋野に先を越され、悔しさを味わった。「勝ちたい気持ちが強過ぎても空回りする」。最終日のウエアは鮮やかな赤。アマチュアとして初優勝した2016年に着ていたナショナルチームのウエアと同じ色を選び、初心に戻って3度目の制覇を遂げた。

 同一年に日本女子プロ選手権と日本女子オープンを制したのは1977年の樋口久子以来2人目で、20歳266日での国内メジャー4勝は樋口を抜く最年少記録。日本の第一人者として、圧倒的な強さを印象付けた。

 来年は東京五輪の金メダルが一番の目標。「五輪にもこの勝利で少し近づいた。でも、まだまだ世界に行くと力不足」。現状に満足することなく、さらなる高みを目指す。

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