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光ったスピードと防御、日本が3戦全勝で優勝

ラグビーPNCで米国に快勝、W杯へ弾み、課題は反則

光ったスピードと防御、日本が3戦全勝で優勝

米国戦でパスを出すSH田中(右)=10日、フィジー・スバ(フィジータイムズ提供)(EPA時事)

光ったスピードと防御、日本が3戦全勝で優勝

米国戦で突進する流(中央)=10日、フィジー・スバ(AFP時事)

 リーチと福岡のトライなどで17-0とリードしてから、日本の動きがおかしくなった。スクラムや密集で反則を重ね、7点差まで追い上げられて前半終了。流れは相手に傾きかけていた。

 しかし、後半開始早々にスピードを発揮して勢いを取り戻す。ラインアウトを起点に左右に展開し、SO田村の横に走り込んだFB山中がパスを受け、ゴール下にトライ。

 15分にも理想的な攻めを見せた。自陣で福岡からパスを受けた山中が左タッチライン際で相手を突破して大きくゲイン。さらに流、堀江とつなぎ、最後にフォローしたリーチがインゴールに飛び込んだ。バックスとFWが一体となって約70メートルのカウンター攻撃を完成。リーチは「狙っていた形」とうなずいた。ゴールも決まって21点差とした。

 巨漢の相手を止め続けた防御。攻撃ラインの速さ。そして劣勢をはね返す体力。これらを武器に常にリードを守った。強豪に次ぐ勢力の「ティア2」が参加した今大会。3戦全勝とした日本が、一歩抜け出した印象だ。

 ただ、スクラムとボール争奪戦での反則の多さは課題として残った。堀江は「W杯までに、まだ成長する余地はある」。大舞台まで1カ月余り。攻守の精度を極限まで高めるつもりだ。(スバ〈フィジー〉時事)

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