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渋野日向子「金メダルで日本を元気にしたい」

メジャー制覇から凱旋帰国、記者会見で五輪へ意欲

渋野日向子「金メダルで日本を元気にしたい」

ゴルフの全英女子オープンで優勝し、記者会見する渋野日向子=6日午後、東京・羽田空港(時事)

渋野日向子「金メダルで日本を元気にしたい」

日本記者クラブの記者会見で「笑顔」と記帳した渋野日向子=6日午後、東京都千代田区(時事)

 約300人のファンらが待ち構えた羽田空港の到着ロビー。午後3時すぎに渋野が姿を現すと、報道陣のカメラマンが一斉にフラッシュをたいた。ファンから次々に「おめでとう」の声がかかると、今や「代名詞」になった笑顔で応えた。

 偉業が懸かった最終日の3番でたたいたダブルボギーは「攻めた結果」と渋野。気落ちすることなく、その後のバーディーラッシュにつなげた。「お菓子を食べて緊張を和らげた」。自然体で臨んだラウンドを振り返った。

 プロテスト合格から約1年。「一生に一度、出られたらいいな」と考えていた海外メジャーを初出場で制し、驚きを隠せない。世界ランキングは大会前の46位から14位に急上昇し、来年の東京五輪代表にも大きく近づいた。

 小学校時代はゴルフとソフトボールに打ち込んでいた渋野。五輪を強く意識するようになったきっかけは自身が9歳だった時、ソフトボール女子日本代表が2008年北京五輪でエース上野由岐子の熱投で獲得した金メダルだった。日本中が熱気に包まれる東京五輪に向け、「私も日本を元気にしたい。自国開催なので(ゴルフで)金メダルを取りたい」と目を輝かせた。

 笑顔でプレーする姿が海外のファンの心もつかんだ。「ギャラリーに楽しんでもらうには、自分が心の底から楽しんで笑顔でやらないと」。「時の人」になっても、プロゴルファーとしての強い自覚がにじんでいた。

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