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五輪メダルの要の渦は「手をつなぎ合う形」

デザイナーの川西純市さん、東京都内で記者会見

五輪メダルの要の渦は「手をつなぎ合う形」

記者会見する2020年東京五輪メダルのデザインを手掛けた川西純市さん=25日午前、東京都中央区(時事)

五輪メダルの要の渦は「手をつなぎ合う形」

公開された2020年東京五輪の金(中央)、銀(左)、銅メダル。写真上が表、写真下が裏(Tokyo2020提供)

 2020年東京五輪メダルのデザインを手掛けたデザイナーの川西純市さん(51)が25日、東京都内で記者会見し、要となった渦を巻くようなデザインについて「手をつなぎ合うような形。地球という一つのサークルに入っていることを示している」と思いを語った。

 「光と輝き」「アスリートのエネルギー」「多様性と調和」の三つが合わさって「光の環」になるというのがコンセプト。渦をかたどる曲線は異なる角度で彫られており、川西さんは「いろいろな方向から光を受けて、多くの方々の応援や思いを反射し、誰の目にも届くように光が散らばっていく」とデザインの意図を説明した。

 渦を巻く造形の着想については「1週間くらい模索した。仕事を終えて、ぼーっとしている時に浮かんだ」と話した。光の反射を造形で表現するのは自身の長年のテーマで「以前から考えていたアイデアを集約できた」と喜んだ。

 一番難しかったのは、曲面である渦をつなぎ合わせて立体にする部分だったと振り返り、「造幣局の方にご苦労いただいた」と感謝を述べた。

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