■連載一覧
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  • 「赤旗」役所内勧誘の実態
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  • 新閣僚に聞く
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  • 米中新冷戦 第1部「幻想」から覚めた米国
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  • 米国の分断 第2部 反米・容共の風潮
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  • JAXA宇宙探査計画
  • 2015/12/24
  • 衝撃、京都アニメーション放火事件

    日本のアニメ界に衝撃

    爆発火災があった「京都アニメーション」のスタジオ=18日午後 京都市伏見区(時事通信ヘリより)

    爆発火災があった「京都アニメーション」のスタジオ=18日午後 京都市伏見区
    (時事通信ヘリより)

     アニメ映画「君の名は。」で話題となった新海誠監督の最新作「天気の子」が全国公開の前日の18日、「京都アニメーション、第一スタジオで火災」の一報が全国に流れた。

     そこからSNSをはじめ、ネットではにわかにざわつき始める。その後の報道で、死傷者の数がみるみるうちに増えていく。しだいにSNSやネットのコメントが悲痛なものに変化し、その衝撃の度合を増した。
     結果的に33人が亡くなった。負傷者を含めると約70人以上。日本アニメ界にとっては、大きな痛手だ。

     京都アニメーション(以下京アニ)は、日本アニメ業界にとって腕利きぞろいの職人工房であり、「西のジブリ」といっていいほど、高品質なアニメーションを制作することで知られ、アニメ業界内でも尊敬の眼差しで見られていた。また女性アニメーターが多いことでも知られていた。

     最新のデジタル技術を持ちながら、つねに手描きの繊細さを維持し、この頃は、流麗なキャラクターで情緒性が豊かな作品も手がけ、ち密さも兼ね備えていた。さらにクリエイターたちの実力も高レベルな質を保っていることから、スタジオジブリが休止中のなか、その確かな技術力は日本屈指だ。

     その京アニの心臓部ともいうべきところが、今回被害にあった第一スタジオ(工場)。ここから、京アニの軸となる作品が生まれた。そして京アニの最精鋭のスタッフが揃う場所だった。当日、「AIR」「涼宮ハルヒの憂鬱」などを手がけた石原立也監督、「らき☆すた」の武本康弘監督、「境界の彼方」の石立太一監督、「Free!」の河浪栄作監督などが出社していたという。

     さらに作画監督の池田晶子さん(「涼宮ハルヒの憂鬱」、「響け!ユーフォニアム2」)、池田和子さん(『CLANNAD』、『中二病でも恋がしたい!』)、西尾太志さん(『氷菓』『Free!』『リズと青い鳥』『聲の形』)の3人も第一スタジオにいたといわれ、現在、武本康弘監督と河浪栄作監督の2人を含め作画監督の3人の安否が不明だという。(18日23時現在)

     特に「Free!」の河浪監督は、来年夏の公開を目指して作品を制作していたが今回すべての関連資料、サーバーが焼けたと思われ、長期の制作延期は間違いない。
     さらに多くのクリエイターが亡くなったり、負傷したことで、委託されていたアニメ作品にも影響が出てくると考えられる。

     近年、アニメ制作の中で、人材不足から作品放映の延期などが出ている。それも、腕のいいアニメーターに仕事の依頼が集中する傾向にあり、質の高い作品と作業を行う京アニのスタッフにも仕事が依頼されていることも考えられるため、今後、アニメ業界に大きな影響が出ることは間違いない。

    ☆主婦たちで培った技術力と育成

     京アニは1981年に漫画家の故手塚治虫氏が設立したアニメーション制作会社虫プロの仕上げを担当していた八田陽子さんが結婚を機に実家の京都で立ち上げた会社で、当初は下請けとして細々とそれでも近隣の主婦仲間と楽しく色付けといった作業を行っていた。

     1990年代に入り、その丁寧な作業ぶりが、業界全体に知られるようになり、受注が増えてくる。2000年に入って代表作を立て続けに生み出し、2006年「涼宮ハルヒの憂鬱」で名実ともに人気アニメ制作会社に名乗りを上げた。同作品は、海外でも放送され、人気を集めた。

     実は、この作品を契機にアニメコスプレが海外で注目を集めるようになったといわれている。その後、高校生のガールズバンドブームに火をつけた「けいおん!」のヒット作を生み出した。いずれの作品も、自分たちで企画し、製作するなど、日本アニメ制作の定番であった外注をせず、すべて一社で完結させるシステムを確立した。さらにアニメーターの質の向上と福利厚生の充実。こうしたトータル的な面でアニメーターを保護し、育成をする環境を整えた。

     世界のアニメーション界の巨人でもあるディズニーは、優秀な人材を集めてチームを作り、複数人で何作かを手掛けていく。福利厚生などもきちんと整備されたなかでの話だ。日本でこれを可能にするのは非常に難しかったが、それを実現したのが、京アニだった。それも東京ではなく地方で成功を収めた。

     将来的に日本のアニメーションの企業スタイルを考えるうえでも非常に注目を集めていた。熟成したアニメーターたちを抱え、若手の育成を進めていた。そんな矢先に起きた事件。この事件では入社2年目の若手も巻き込まれた。

     これからの日本アニメーション業界のモデル企業ともいえる京アニが立ち直るのには時間がかかるだろう。
    (佐野富成)

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