外縁天体とその衛星、天体同士の衝突で形成か
太陽系の初期に、東工大が数値シミュレーションで明らかに
東京工業大の研究チームは、冥王星など大型の太陽系外縁天体とその衛星が、太陽系誕生から間もない時期に天体同士の衝突で形成された可能性が高いことを、数値シミュレーションで明らかにした。論文は25日、英科学誌ネイチャー・アストロノミーに掲載される。
海王星より外側を回る太陽系外縁天体のうち、直径が1000キロ以上ある天体では、質量が10分の1~1000分の1と比較的大きな衛星が真円に近い軌道で回っている。ただ、これらの衛星ができた経緯はよく分かっていなかった。
東工大大学院生の荒川創太さんと同大の玄田英典准教授らは数値シミュレーションで、速度や角度など条件を変えて天体を衝突させ、生じる衛星の大きさや軌道を計算した。
その結果、遅い速度で斜めから衝突した場合、実際の観測と同じような質量の衛星が形成された。一方、すぐ冷え固まると軌道が楕円(だえん)になり、観測と合わないことが分かったという。
太陽系誕生から数百万年以内の初期であれば、衝突前の天体は溶融しており、衝突後に冷え固まるまで時間がかかる。このため、研究チームは太陽系初期にこうした衝突が起きた可能性が高いと結論付けた。
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