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「はやぶさ2」、目印投下は「ストライク」

目標地点の中心からの誤差はわずか3メートル

「はやぶさ2」、目印投下は「ストライク」

探査機「はやぶさ2」が5月30日に投下した着陸用目印(ターゲットマーカー)の落下位置(白い点で示されている)。目標地点の中心(TM投下目標点)からの誤差は約3㍍。下の黄色い点線で囲まれた円は、はやぶさ2が衝突装置(インパクター)で作成した人工クレーター(JAXA、東大など提供)

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11日、探査機「はやぶさ2」が小惑星「りゅうぐう」に作成した人工クレーター付近への着陸に向け、5月30日に投下した目印(ターゲットマーカー)について、落下地点の誤差はわずか約3メートルだったと発表した。担当者は「ストライクだった」と喜んだ。

 JAXAは、さらに安全性評価を進めた上で、2回目の着陸・試料採取(タッチダウン)を行うかどうかを決める。

 ターゲットマーカーは直径約10センチ。表面に光を反射する素材が貼られ、着陸地点の目印になる。

 はやぶさ2は昨年10月、1回目のタッチダウンに向けてターゲットマーカーを投下したが、誤差は約15メートルだった。

 JAXAは、これまでの観測や運用で得られた経験から、りゅうぐうの形状や重力の影響を考慮し、探査機の制御を微調整。5月30日は、目標地点の中心から約3メートルの位置に落下させた。周囲は人工クレーターから噴出した物質が堆積しており、タッチダウンで小惑星内部の物質を採取できる可能性が高いという。

 はやぶさ2の航法誘導制御を担当するJAXAの大野剛さんは「ここまで正確に行くとは。ストライクというかホールインワンだった」と声を弾ませた。

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