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NASAの探査機が小惑星「ベンヌ」に到着

「オシリス・レックス」は試料を採取、「はやぶさ」と協力

NASAの探査機が小惑星「ベンヌ」に到着

小惑星「ベンヌ」に接近する米航空宇宙局(NASA)の無人探査機「オシリス・レックス」のイメージ図(NASA提供)

NASAの探査機が小惑星「ベンヌ」に到着

小惑星「1999 RQ36」(現ベンヌ)に接近する米航空宇宙局(NASA)の無人探査機「オシリス・レックス」のイメージ図=2013年2月にNASA提供(AFP時事)

 米航空宇宙局(NASA)の無人探査機「オシリス・レックス」が米東部時間3日昼ごろ(日本時間4日未明)、地球と火星の間にある目的地の小惑星「ベンヌ」上空に到着した。NASA探査機としては初めて小惑星から試料を採取し、2023年に地球に持ち帰る計画。太陽系や生命の成り立ちの解明につながることが期待されている。

 20年に小惑星「りゅうぐう」から帰還する計画の日本の「はやぶさ2」とは「兄弟プロジェクト」と言える。調査主任ダンテ・ロレッタ・アリゾナ大教授は米メディアに「はやぶさ2とは(データ交換などで)協力し合うことになる」と話している。

 ベンヌは小惑星の中では地球に比較的近く、直径約500メートル。ロレッタ氏は3日、ツイッターに「ついに到達した。探査を始めよう」と興奮気味に書き込んだ。

 スポーツ用多目的車(SUV)ほどの大きさのオシリス・レックスは16年9月に打ち上げられ、3日にベンヌの地表から約20キロの高さに到達した。今後、各種観測機器で詳細に探査し、ベンヌへの接近を開始。サンプル採取に最適な場所を決定し、20年7月ごろに岩石の採取を予定する。23年に地球に帰還し、試料を収納したカプセルをユタ州の砂漠に落下させる計画だ。

 ベンヌは太陽系が形成された初期の約45億年前に近い状態を維持していると考えられている。(ワシントン時事)

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