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日米野球第4戦で、侍ジャパン逆転3勝目

菊池が土壇場で決勝スクイズ、前田は貫禄の凱旋登板

日米野球第4戦で、侍ジャパン逆転3勝目

9回、勝ち越しの犠打を決める菊池=13日、マツダスタジアム

日米野球第4戦で、侍ジャパン逆転3勝目

力投するMLB選抜先発の前田=13日、マツダスタジアム

 投手のモーションを盗んで走る技術、走者を確実に進める犠打や1点を欲しいときのスクイズ。日本が数々の国際舞台で強みにしてきた持ち味を、土壇場で発揮した。

 2点を追う九回だ。無死から代打の田中和が四球を選び、すかさず走って揺さぶった。足で好機をつくると、上林が中前へはじき返し1点差に。これで球場のボルテージが高まった。

 8番の会沢はきっちり送ってお膳立て。田中広がしぶとく中前に同点打を放って一塁に出ると、ここでまた仕掛けた。ぐっと加速して盗塁に成功。捕手の悪送球も重なり、逆転の走者が三塁へ。秋山が歩かされ、仕上げは2番の菊池だ。

 1死一、三塁で見事にセーフティースクイズを決め、劇的な逆転勝ちに導いた。「打球が強かったんで30点」と笑わせた職人だが、巧みな技でファンをうならせた。

 日本野球が九回にぎゅっと詰まった試合。MLB選抜に「スモールベースボール」を見せつけた勝利で、このシリーズの負け越しはなくなった。投手が粘って、打線が隙をつく。1、2戦は柳田のパワーが際立ったが、侍ジャパンが別の引き出しを見せた。

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