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金足農高の吉田輝星投手、プロ志望を表明

夢を追い17歳の大きな決断、迷い振り払いプロに挑戦へ

金足農高の吉田輝星投手、プロ志望を表明

報道陣の前でポーズする金足農高の吉田輝星投手。秋田市内の同校で記者会見してプロ志望を表明し、「幼い頃に夢見ていたプロ野球選手になりたい思いが一番だった」と理由を明かした。プロ野球ドラフト会議では1位指名での競合が予想される=10日午後、秋田市の同校

金足農高の吉田輝星投手、プロ志望を表明

記者会見に臨む金足農高の吉田輝星投手=10日、秋田市の同校

 吉田は緊張した面持ちで会見に臨み、「甲子園が終わってからたくさんの方々と話し合い、プロ志望届を提出した」と表明した。プロか進学か、その進路が注目されていた17歳は、多くの報道陣を前に大きな決断の背景を語った。

 今夏の甲子園で勝ち進むにつれ、自信が増した。周囲の期待が高まる中で、最短ルートでのプロへの道が現実味を帯びてきた。「一戦一戦気持ちが変わっていった」と吉田。U18アジア選手権や国体で、全国の精鋭とともに戦ったことにも刺激を受けた。

 簡単な決断ではなかった。甲子園でかつてないほどの注目を浴び、「客観的に自分がプロの世界で通用するか考えられず不安だった」と明かす。青森から秋田までたびたび技術指導に来てくれた八戸学院大の正村公弘監督に恩義を感じており、予定していた進学の辞退を申し入れるのは苦渋の決断だった。

 それでも幼い頃に思い描いたプロに挑戦したいという強い意志が迷いを振り払った。金足農の中泉一豊監督に「将来の夢に懸けた。試してこい」と後押しされた吉田は「厳しい世界。覚悟しなきゃいけない」。引き締まった表情のまま、自らに言い聞かせた。

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