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被災者に温かいご飯を、「子ども食堂」を開設

広島市安芸区矢野東で、子供同士の交流や学習の場に

被災者に温かいご飯を、「子ども食堂」を開設

広島市安芸区矢野東に開設された「子ども食堂」で、カレーを食べる子供たち=24日午後、広島市安芸区

被災者に温かいご飯を、「子ども食堂」を開設

広島市安芸区矢野東に開設された「子ども食堂」で、ボランティアと折り紙で遊ぶ子どもたち=24日午前、広島市安芸区

 西日本豪雨で被害の出た広島市安芸区矢野東。被災者らを支援しようと、地元に住む女性が役員を務める企業がスーパーの2階に「子ども食堂」を開設した。昼食が無料で振る舞われ、子供同士の交流や学習の場にもなっている。

 尽力したのは、市内の企業の役員・太田郁恵さん(36)。思うように外出できず、ストレスを抱える自分の子を目にしたのがきっかけだ。災害前から別の場所に開設する計画だったが、社長らと相談し矢野東に設けることにした。

 昼食には農家などから寄付された食材を使う。初日の23日にはお好み焼きが出され、近くの避難所から来た女児は「できたての温かいご飯が食べられてうれしい」と喜んでいたという。

 24日のメニューは夏野菜のカレーで、学校給食の調理経験があるボランティアらが手際よく調理。子供たちは小学校の教員免許を持つ女性から勉強を教えてもらったり、工作に取り組んだりした。

 直接被災していなくても「子供たちの行き場がない」と訪れる人が多く、太田さんは「気軽に活用して」と呼び掛けている。

 近所の土砂の撤去を手伝うため、子供を預けた尾崎香代子さん(35)は「遊び場への道は土砂で埋まった。ここで遊べて、ありがたい」と話した。小学1年の男児(6)は「紙コップでロケットを作り、楽しかった」と笑顔を見せた。

 一方、学習塾を展開する鴎州コーポレーション(広島市)は、自宅が被害を受けた子供を対象に22日から夏期講習の授業料を無料にしている。親には「うれしい。助かる」と好評だ。ほとんどは避難所や親戚の家から通っているといい、担当者は「少しでも良い環境で勉強してほしい」と話した。

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