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フランス、クロアチア下し20年ぶり2度目のV

成熟途上のV、強みを生かして圧巻4得点

フランス、クロアチア下し20年ぶり2度目のV

優勝トロフィーを手に歓喜のフランスイレブン=15日、モスクワ(時事)

フランス、クロアチア下し20年ぶり2度目のV

決勝戦の後、表彰されるMVPのクロアチア・モドリッチ(左)とヤングプレーヤー賞のフランス・エムバペ=15日、モスクワ(時事)

フランス、クロアチア下し20年ぶり2度目のV

パリでフランスの優勝を喜ぶ人々=15日(EPA時事)

 前半はどちらに流れが傾くのか分からなかった。試合をコントロールできていなかったフランスが、運を味方に付けた。

 前半18分、グリーズマンが自ら得たFKでマンジュキッチのオウンゴールを誘った。10分後に追い付かれたが、同38分にはVARの映像判定で、PKを獲得。グリーズマンがGKの逆を突いて、勝ち越した。

 1点リードでも、今のフランスには十分に映る。決勝トーナメント以降、貫くのはカウンターサッカー。「美しいものではないかもしれないが」とデシャン監督は言うが、中盤にポグバらフィジカルの強い選手が並び、前線には強引な長いパスでも難なく追い付く、異次元のスピードのエムバペがいる。強みを最大限生かす戦法に迷いはない。

 流れを引き込む3点目はポグバがスペースに一直線に蹴り込んだボールをエムバペが収め、最後はポグバが芸術的なミドル。後半に脅威となり続けたエムバペが、4点目でとどめを刺した。

 2年前の地元での欧州選手権決勝で、ポルトガルの堅守に抵抗され、ほろ苦さを味わった。メンバーが半分以上入れ替わり、平均年齢約26歳となったチームが大きな壁を越えた。

 優勝を喜ぶ選手は子供のような騒ぎだったが、20年前に主将としてW杯を制した指揮官は「強い精神力と落ち着きを持っていた。何よりの誇りだ」。成熟を遂げた時、どこまで強くなるのだろう。(モスクワ時事)

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