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酷暑の連休中、ボランティア延べ4万人が支援 

倉敷市は延べ5000人超、西日本豪雨の不明19人の捜索が続く

酷暑の連休中、ボランティア延べ4万人が支援 

朝から強い日差しが照りつける中、浸水被害のあった地域にボランティアに向かう人たち=16日午前、岡山県倉敷市

酷暑の連休中、ボランティア延べ4万人が支援 

活動を終えて、水で泥を落とし消毒するボランティアたち=16日午後、倉敷市玉島長尾の災害ボランティアセンター本部前(石井孝秀撮影)

 西日本豪雨の被災地には、16日も全国から大勢のボランティアが集まり、酷暑の中、支援に当たった。全国社会福祉協議会によると、14日からの3連休中に、被害の大きかった広島、岡山などを中心に被災府県に延べ約4万人が集結。仕事の都合で引き揚げる人は悔しさもにじませたが、被災者からは感謝の声が上がった。

 これまでに死亡が確認されたのは13府県で211人。安否不明者は19人で、懸命な捜索が続いた。各地で復旧作業も進み、岡山県倉敷市の真備町地区のうち、小田川の南側1300戸で16日正午に断水が解除された。

 同協議会によると、2014年8月に起きた広島市土砂災害で全国から集まったボランティアは2カ月間で約4万6000人。今回は、3日間でこれに及ぶ人数で、担当者は「復旧には時間がかかり、まだ必要だ。被災地に気持ちを寄せていただき、息の長い支援を」と呼び掛けている。

 16日に集まったボランティアは約1万人。倉敷市真備町地区や広島県呉市などで作業を続けた。

 真備町箭田の女性(83)は大きなごみを運んでもらい、「これで親戚に部屋を洗ってもらうだけ。本当にありがたい」と感謝。一方、東京から支援に駆け付けた菅一菜美さん(32)は17日から仕事のため、被災地にとどまれない。「きょうしか来られなかった。また来たいが距離の問題で難しい」と悔しそうに話した。

 気象庁によると、16日の最高気温は倉敷市で36・1度(今年最高)、広島市安佐北区で35・1度、愛媛県大洲市で35・5度を記録。同庁は引き続き熱中症対策を取るよう呼び掛けている。

 総務省消防庁によると、16日正午時点で約4870人が避難所での生活を余儀なくされている。

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