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ベテラン勢がこだわった結果、余力残し16強へ

「負けて突破」22年前の教訓、勝負の鬼になった西野監督

ベテラン勢がこだわった結果、余力残し16強へ

決勝トーナメント進出を喜ぶ日本の選手=28日、ボルゴグラード(時事)

ベテラン勢がこだわった結果、余力残し16強へ

決勝トーナメント進出を決め、本田(右)と握手する西野監督=28日、ボルゴグラード(AFP時事)

ベテラン勢がこだわった結果、余力残し16強へ

ポーランド戦で好セーブするGK川島=28日、ボルゴグラード(AFP時事)

ベテラン勢がこだわった結果、余力残し16強へ

ポーランド戦の後半、パスを回す日本。時間稼ぎのプレーにブーイングが飛んだ=28日、ボルゴグラード(時事)

 大事な試合で落ち着きを与えた。フル出場のGK川島、長友に加え、岡崎、長谷部のベテラン4人が中田英寿に並ぶ日本人最多のW杯通算10試合出場をマーク。2大会ぶりの16強進出となり、川島は「一人ひとりの力を一つにできた」と相好を崩した。

 起伏の少ない展開の中、川島は前半32分に右手1本で好セーブ。長友の豊富な上下動は攻守の活力となる。ところが後半14分にFKから先制点を献上。またもやセットプレーからの失点だった。

 このままなら敗退という憂き目。ところが他会場が動き、西野監督は0-1のスコアを維持する決断をした。後半37分に送り出された主将の長谷部は「自分が投入される意味を理解しないといけなかった。それを中の選手たちに伝えた」。パスを回して時間を稼ぐ姿にブーイングを浴びようと結果にこだわり抜いた。

 初戦と第2戦で同じだった先発メンバーを6人も入れ替えた。2010年南アフリカ大会は1次リーグの3試合で死力を尽くし、16強では余力が残っていなかった。長友は「休めた選手もいる。次にいい状態で全てをぶつけたい」と言う。

 日本の初出場から20年がたち、通算20試合という区切り。初めての8強へ向け、長友は「夢はつながっている。歴史に名を刻めるように頑張りたい」。賛否はあるが、価値もある黒星だった。(ボルゴグラード時事)

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