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次の時代へともに挑戦、再出発を誓う企業も

新年度始動、全国各地で入社式

次の時代へともに挑戦、再出発を誓う企業も

トヨタ自動車の入社式で、新入社員代表に辞令を交付する豊田章男社長(壇上左)=2日午前、愛知県豊田市の本社

 新年度が始動した2日、全国各地で多くの企業が入社式を開いた。景気は緩やかな回復を続けているが、業種の垣根を越えた競争が激化するなど企業の経営環境は急速に変化している。新入社員には失敗を恐れずに挑戦し、次の時代を切り開く期待が掛かる。経営再建中の東芝など不祥事に揺れた企業のトップは新入社員と再出発を誓った。

 トヨタ自動車の豊田章男社長は、愛知県豊田市の本社で新入社員を出迎え、「変革の時代を生きている」と強調。電気自動車など電動車や、自動運転車の開発競争が激化する中、「トヨタを一つのチームにしたい」と語り、未来を切り開くため一緒に闘うよう求めた。

 3月に創業100周年を迎えたパナソニックは大阪府枚方市内で入社式を開き、津賀一宏社長が「一緒にパナソニックの新たな100年を築いていこう」と新入社員に呼び掛けた。

 一方、東芝は東京都内で入社式を開き、元三井住友銀行副頭取で1日に就任した車谷暢昭会長兼最高経営責任者(CEO)が新入社員を歓迎。車谷氏は「東芝は不正会計をはじめ、3年間にわたり非常に困難な時期を迎えていたが、日本を代表するグローバル企業に復帰させる」と決意を語った。東芝本体は業績悪化から前年度の新卒一括採用を見送っており、2年ぶりの入社式となった。

 アルミなどの品質データを改ざんしていた神戸製鋼所は入社式の公開を見送った。同社によると、1日に就任した山口貢社長は「ガバナンス(企業統治)や企業風土の抜本的な改革を推し進めていくことが私の最大の使命」と語った。

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