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あす準決勝韓国戦、カーリング日本女子初の4強

臆することなく舞台に、コミュニケーション取り状況対応

あす準決勝韓国戦、カーリング日本女子初の4強

カーリング女子1次リーグ・スイス戦の第2エンド、ストーンを投じる藤沢(左)=21日、韓国・江陵(時事)

 日本女子が五輪の4強へ歩を進めた。過去5大会連続ではね返されてきた高い壁を越え、日本勢で初めて表彰台を懸けたステージに挑む。

 スイス戦は1-2の第4エンドで一挙4失点。第9エンドを終えて4-8となりギブアップ。勝利で4強入りを決められなかった。「悔しい」。吉田知は目を真っ赤に腫らしたが、その雪辱も果たす舞台が待っている。

 14日の開幕から3連勝。特に第3戦で開催国の韓国を破り、勢いに乗った。出場するメンバー4人のうち3人が初の五輪ながら、「案外、普通。やることは変わらない」とスキップの藤沢。セカンドの鈴木も「他の大会と同じ」と言う。憧れの舞台であっても、普段通りに実力を出した。

 試合中は好ショットが決まるたびに全員が笑顔で喜びを分かち合う。海外の強豪チームの選手からは「いつも楽しそうに試合をするね」と声を掛けられる。吉田知は「楽しいから笑っているのではなく、笑うと楽しいと錯覚する」と言う。

 1月にカナダの国際大会に出場。五輪と同じ数千人規模の観客席に囲まれた大きな会場だった。人の出入りで氷の状態や石の曲がり方が激しく変化する環境を経験し、「コミュニケーションを取らなければ大きなミスをする」(吉田知)ことを学んだ。本番の氷も変化は大きいが、密に情報交換して対応した。

 勝てばメダルが確定する準決勝は、1位通過の韓国が相手。藤沢は「男子も本当に惜しかった。泣いても笑ってもあと2試合。迷いなく臨みたい」と言い切った。臆することなく自信を胸に準決勝の舞台に立つ。(時事)

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