宮原知子がSP4位、難事を乗り越え凛と
回転が足らず、フィギュア団体は5位で最終日へ
何があっても五輪への思いを貫いてきた宮原が晴れのリンクに立った。左股関節疲労骨折から戻ってきた1年。ひと筋の光さえ見えなかったこともある。「五輪で滑るときがいよいよ来てしまったんだな」と感傷に浸りながら演じ切った。きりりと引き締まっていた表情が、ふっと緩んだ。
芸者への道を諦めなかった強い女性を描いた映画「SAYURI」の曲に自身を重ね、訴えるものはあった。冒頭の連続3回転でルッツ、トーループとも回転不足が付いて70点に届かず、スコアが手応えとかみ合わない。「スタートとしてはまずまず」。もどかしさはぐっと押し込めた。
14歳のときの世界ジュニアで10度のジャンプのうち8本で回転が足りず、帰国して京都駅で大泣きしたことがある。高さがないため回転不足に悩まされてきたジャンプに、今季は光明が見えていた。骨折のリハビリで尻の深層筋を鍛え、陸上での跳躍は1年前に比べて1・5センチ増した。
ジャンプは筋力に加えて間合いが大切。ルッツもトーループも踏み切る軸足の膝を伸ばすタイミングで逆足のトウ(爪先)を突くのがセオリーだが、「パッとできるタイプではない。運動神経が悪いので」と自覚するだけに時間はかかる。地道に取り組んできたが、まだ修正の途上にいる。
跳べなければスケーティングや表現をひたすら磨くなど、腐らず、やれることをやってきた。勝負の個人戦までもう時間はない。「いいときの感覚を忘れず、このまま思い切っていく」と腹をくくった。悔しさはあっても、じたばたしない。(時事)
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