ワシントン・タイムズ・ジャパン

ハンガリアン・ホリデー at ケレック・ダンブ

 ケレック・ダンブという小さな街に来ました。友人に案内されるまで名前も知らなかった所ですが、道中、周りは広大で鮮やかな黄色のひまわり畑が広がっていました。ひまわりをみると、心も体も元気になれますよね。ハンガリーではこの広大なひまわり畑は夏の風物詩の一つだそうです。ちなみに、旅行会社もツアーに入れているほど。夏の道中、風物詩とも知らず心を癒されながらひまわりを眺めていました。そういえば、ひまわりの蜂蜜も売っていたような。
 ケレック・ダンブはハンガリーのローカルの方々がホリデーで来る場所で、海外の観光客には知られてない穴場スポットでもあります。

 ケチュケメートから車で約1時間してようやくホリデーハウスがある場所へとたどり着きました。
 草原とネット環境のないホリデーハウス、そしてプールと温泉が併設された施設です。辺りは自然に囲まれており、さらに夏りんごの木やプルーン、ブドウの木まで様々なフルーツの木が生えており、しかも取りたい放題でした。

 ハンガリーに住んでいる私にとって、数日間、ネット環境のない場所に住むという経験はしたことがなかったため、どのような生活になるのだろうとワクワクしていました。

 1日目は、ハンガリーの友人の子供達とトランプや運動そしてサイクリングを楽しみました。久しぶりに童心に帰ることができました。子供と遊ぶことは時にとても必要なことなんだなぁとふと思いました。さらに、ハンガリーのトランプの遊びを教えて貰いました。これはチーム制のゲームでポーカーみたいなルールで周りをみながらするゲームで、とても面白かった。

 2日目は、近くの温泉付プールにいくことになりました。ここで初めて、チェスを友人の子供たちとしました。チェスはハンガリーではポピュラーなゲームで、子供から大人まで楽しみます。強いて言えば、日本の“囲碁”といったところでしょうか。なので、チェス版が街中や大学にまで、至る所に見つけることができます。
 子供達とチェスで楽しんだ後、温泉に行きました。ハンガリーは天然温泉が各地にあります。温泉に入っていると何故だかドイツ語が聞こえてくる。それも一人とかではなく幾人からも。どうやらここはリタイア後のドイツ人の穴場でもあるらしい。と友人がつぶやいていました。
 初めて、リラックスし、ネットのない環境でゆっくり過ごすことができました。温泉に入り、チェスで子供達と遊び、そしてあとは日向ぼっこしながら寝っころがるだけという1日を過ごしまそいた。日本とは違い、ハンガリーでは休暇が1カ月単位で取れるので、夏のホリデーはゆっくりと時間を過ごす人が多い。ここが日本との文化の違いでもあるのだなぁと。日本だと、仕事が基本的に大事とされているが、ここハンガリーは仕事よりも「ライフを楽しむ」という考えがあり、たとえ貧しくても楽しく人生を歩んでいる方が多いように感じた。もちろん、反対の人もいるけども。

 そんなこんなで、私の短いホリデーは終わってしまったが、またケチュケメートやケレック・ダンブに是非行きたいなぁと思った次第であった。

2

コメント

コメントの書き込み・表示するにはログインが必要です(承認制)。