ワシントン・タイムズ・ジャパン

リーズナブルな欧州旅行、ボン・ケルンを訪ねて

 ヨーロッパは夏真っ盛り、ハンガリーは学校が夏休みに入り、街は学生やら観光客が多く、賑わいを見せ、活気があふれています。その反面、公共交通の規制が一段と厳しくなって、チケットを点検する役人がうろちょろしています。チケットなしで公共交通を利用(無賃乗車)したのがバレると罰金が科せられます。ローカルの人たちは、ほとんどチケットなしで乗っているため、バスの中や電車の中で役人に捕まっている人たちをよく見かけます。この時期は注意が必要ですね。

 私は、学校が終わったあと一息してドイツのケルンにいる友人を訪ねました。ケルンに行く前、ブダペストからブリュッセル行きの飛行機がとてもリーズナブルなプライスだったので、まずはブリュッセルに行くことにしました。

 ブダペストからブリュッセル行きはウィズエアー(ハンガリーの航空会社)で行きました。価格は18ユーロ(約2400円)。なんとも安価な値段です。ブリュッセルに着いた後、どうやって中心街に行こうか探していたところ、同じような旅行者に出くわし、自分たちの目的地まで一緒に旅をすることになりました。これは旅の醍醐味の一つです。

 この旅に参戦してきた人たちは皆様々な国籍、年齢で、してきた経験も異なっています。アルメニア出身でアムステルダムで学校に通う学生、ポルトガルで仕事を終え休暇中の人、そして世界中を旅している60歳ぐらいのおじいちゃん。7カ国語もしゃべれます。様々な人と短い旅路を一緒に過ごしました。

 みんなとても陽気で、文化も言語も異なった環境で育ち、さらに経験してきたことも全く異なっていたので、話す内容が興味深くとても楽しい時間でした。

 その後、ブリュッセルからボンへと電車で向かいました。外の風景は中部ヨーロッパといったところだろうか。久しぶりに会う友達の顔を思い浮かべながら電車に揺られていました。

 ちなみにヨーロッパの国々は日本人であれば3カ月間ノービザで自由に旅行ができ、また交通網も整備されているので、時間がある方には是非ヨーロッパ周遊をお勧めしたい。もちろんリーズナブルに旅行ができるのポイントです。

 電車に揺られながら2時間弱、最初の目的地ボンへ到着しました。ボンはドイツ4番目に大きい首都ケルンから南へ約20kmに位置し、人口約31万0930人の小さな町です。実はここが、かの有名な作曲家が生まれた場所でもあります。そう、ベートーヴェンです。

 ここにはベートーヴェンハウスがあり、音楽に興味がある方は訪れたい場所でもあります。がしかし、久しぶりに再会した友人と話が盛り上がりすぎてそのことも忘れ、ボンからケルンに向かう電車に乗っていた時に気づくほどでした。

 その後、ケルンの友人宅に訪れ一泊し、次の目的地であるケルンを訪れました。ケルンはカトリック教会のケルン大司教の拠点がありケルン大学は欧州でも最古で最大の大学の一つとして有名です。第二次世界大戦中、ドイツの都市の中で最も多くの空襲を受けた都市の一つです。今では、モダンな建物と歴史的な建物が混じり合った独特の風景をしています。

 早速、ケルン大聖堂へ。なんと建築期間632年の超大作なゴシック様式の建物は厳かな雰囲気を醸し出していました。辺りは人でごった返しており、今回は中に入ることを断念。といっても、外からケルン大聖堂を見上げてもこの迫力。ケルンのアーティストによって作られた建物内のステンドグラスは斬新なデザインで有名です。「バイエルン窓」と呼ばれるステンドグラスがあり、聖書に出てくる人物の絵が描かれています。必ず一度は拝んでみたいものです。

 このあとは友達のいるカールスルーエに行くことに決め、翌日、ケルンを発つことになりました。カールスーエはケルンからバスで約4時間半南下したところにある小さな町です。世界中に友達を持つことはいいことだなと実感しました。

(ボン・音喜れもん)

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