ワシントン・タイムズ・ジャパン

アーティストの街 ラトビア・リガ

 ラトビアのリガに着いた。

 お昼頃に着いたので、ホステルでチェックインを済まし、すぐに街を散策することにした。リガ初日はリトアニアのヴィリニュスのホステルで偶然出会った日本人と旅行日程もたまたま合ったので、この方とご一緒することになった。

 リガの旧市街全体はこれまた、ユネスコの世界遺産に登録されている。ただ旧市街だけあって、歩きにくい…。雪が溶けていたるところにドブ池が…。そして、何よりも滑る滑る。周りの景色に感動して注意散漫になっていると、足が持っていかれそうになったりと、結構忙しかった印象が今でも浮かぶ。

 街全体はアートなものがとても多く、可愛らしい印象を受けた。現代的な雰囲気をも醸し出し、さらに港が近くにあるので、この情景は私に“新横浜的”な印象を与えてくれる。

 リガのバスターミナルの前に立ち並ぶ3つの大きな市場の建物。これはリガの人気スポットの一つである。ここリガの中央市場では、ありとあらゆるものが売られている。食料品から、衣類品、雑貨類、そして港が近いだけあって、新鮮な魚やキャビアまで手に入る。

 まさに港の王国といったところだろう。ここは地元の人や観光客で賑わいを見せていた。建物の外にも市場が広がり、こちらはアジアの市場をイメージした風景が広がる。さらに、リガには様々な建築様式「ロマネスク」「ゴシック」「アールヌーヴォー」なども混在する街なので、とても魅力的である。

 旧市街を歩いているとふと横に、なぜだか“ブレーメンの音楽隊”のモニュメントを見つけてしまった。『ブレーメンの音楽隊』(人間に捨てられた動物が集まって音楽隊を結成するというドイツのブレーメンを舞台にしたグリム童話)を知っている人は多いと思うが、なぜ、このモニュメントがリガの旧市街の中にあるのかというと、ブレーメンとリガは姉妹都市で、像はブレーメンから寄贈されたそうだ。

 なぜブレーメンが姉妹都市なのか。それはリガはかつてはハンザ同盟によって栄えた都市の一つだからで、ここにも歴史の繋がりを垣間見ることができる(四大ハンザ都市はリガ、ブレーメン、リューベック、ハンブルグで、「ハンザ」は商人の仲間の意)。

 レストランはとても面白かった。ヨーロッパでは普通なのだが、量り売りで料理が食べられる。少ない量からたくさん食べたい人までOK。料金もお手頃なので、様々なラトビア料理を賞味できる。寿司も売っている。これは日本人の私にとってはとても嬉しい。新鮮な魚を生で食べられる! ただ、寿飯はあまり期待しないほうがいい。

 リガの人はとても不親切と感じる。あまり友好的な感じではなかった。シャイなのか分からないが、道を聞いても、知らんぷり…という人が多かったような気がした。

 リガにはたくさんのアーティストが住んでおり、ギャラリーもいたるところにある。もちろん無料で入れる。ロシアや東ヨーロッパの国々が混ざった芸術作品が多くあったように感じた。

 まだまだ魅力がいっぱいなラトビア・リガ、絶対夏には帰ってきたい。そんな思いを胸いっぱいにしまいこんで次の目的地エストニア・タリンへと行く。

おき・れもん

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