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コロナ対策で元気な大阪

府知事グッズも登場

 新型コロナウイルス対策で全国に発令された緊急事態宣言により商業施設はじめ自粛に次ぐ自粛が続いたが、政府より一足早い独自対策を打ち出してきた大阪府はなぜか元気がいい。
 吉村洋文大阪府知事のリーダーシップに呼応するかのように商店街では、「みんなで守ろう大阪」「がんばれ大阪」と書かれたのぼりが揺れる。

 府民に分かりやすい言葉で分かりやすい指標「大阪モデル」を5月5日に示し、その基準をクリアしていれば「緑」、注意喚起が必要であれば「黄」、自粛要請が必要であれば「赤」と、街中で「見える化」して「太陽の塔」や「通天閣」などをライトアップした。

 5月下旬から6月15日まで日ごとの感染者数を0か1に抑え込み、現在陽性者数もピーク時の4月下旬に1200人を超えたが、20日現在で32人まで低減。「緑」のライトアップが続いている。

 「夜の街」対策も政府が指針を示したのは13日だが、大阪は5月28日と早かった。街を歩けば景色は東京と大きく変わらないはずなのに、新宿・歌舞伎町などでは感じることのない「新型ウイルスに負けないぞ」という一体感が伝わってくる。

 8日に条件付きで営業再開したユニバーサルスタジオジャパンでは「大阪コロナ追跡システム」を導入。府内各所で登録のためのQRコードが掲示された。さらには吉村知事グッズまで登場した。さすが大阪、転んでもただでは商い~いや起きない?

 大阪出身の筆者が言うのもなんだが、それでも東京より感染者数は減らないと予想していた。しかし、実際は違った。「東京に負けたくない」気質が功を奏したかどうかは謎である。

(写真と文・森 啓造)

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