ワシントン・タイムズ・ジャパン

コスプレの街・蒲田を彩る盆の残り香―蒲田国際フェスティバル2018

 コスプレの街として知られる蒲田を舞台に伝統文化とサブカルチャーを融合させた催し「蒲田国際フェスティバル2018」が10月6日、JR蒲田駅西口広場と日本工学院蒲田キャンパス(東京都大田区)を会場に開催された。

 蒲田駅前の広場に設置されたステージでは午後から和太鼓などが演奏され、周辺には全国各所の名産品を取り扱う物産展のブースが設営、祭りの雰囲気を盛り上げた。

 日本工学院蒲田キャンパスではコスプレコンテストが開幕。ランウェイ部門、アトラクション部門、グランプリの3部門で1位を選び、審査員の票も割れに割れる混戦の様相を呈したが、入賞者は商品券や豪華景品を受けていた。

 また同会場では、「自宅警備隊 N.E.E.T.」による生ライブや日本工学院蒲田キャンパスの学生による盆踊りのレクチャーなどもあり、どちらも観客を沸かせていた。

 この日一番の目玉は、最後のプログラム「盆踊り Bon Festival Dance ~蒲田の街で踊りつくせ~」だ。JR蒲田駅西口広場で行われるこの盆踊りには、コスプレコンテストに参加、あるいは観覧していたコスプレイヤーも合流し踊り、盛り上がりを見せていた。

 従来の盆踊りとは違った華やかな色彩をまとうコスプレイヤーが踊る姿に、一般の観客も次々と混じって踊り始め、最後の3曲目になると広場一帯を囲むほどの人だかりが出来上がり、渾然一体となって盆踊りに歓声を上げて楽しんでいた。

 蒲田はコスプレ発祥の地とも呼ばれ、古くからサブカルチャーやポップカルチャーとともに歩んできた歴史が存在する。そして、最近ではこの系統の文化を成熟させるべく、常にイベントを開催し新しい風を吹かせようとしている。その一環として行われたこのイベントが、コスプレという新しいものと祭りという古くからある文化を融合させて老いも若きもともに楽しめる文化として成長させてくれる事を祈りたい。
(画像・動画・文章:市村龍二)

0

コメント

コメントの書き込み・表示するにはログインが必要です(承認制)。

コメント

コメントの書き込み・表示するにはログインが必要です(承認制)。