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海の魅力を満喫 久米島観光

日本最大の砂州群「ハテの浜」
サンゴ礁に熱帯魚、運が良ければウミガメも

 久米島は那覇空港からわずか25分。夏のハイシーズンには東京からも直行便があり、離島の中でも行きやすい部類だ。周囲は47㌔で、島一周をドライブしても1時間かからないコンパクトな島には観光の魅力が凝縮されている。夏場はダイビングなどマリンレジャーの客でにぎわう。ただ、久米島の冬を侮ってはいけない。「海の透明度が高く、ホテルや観光地はどこも混雑し過ぎず、ゆったり過ごせる冬場こそお勧めだ」と観光協会の職員が教えてくれた。

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 久米島でまず最初に訪れてほしいのは久米島の東の沖合に浮かぶ「ハテの浜」と呼ばれる日本最大の巨大砂州群だ。前の浜、中の浜、そして、果ての浜の総称で、三つを合わせると全長7㌔になる。

 リゾートホテルがあるイーフビーチ近くの港から観光グラスボートで約30分で到着する。ハテの浜には屋根と骨組みだけの小屋と簡易トイレがある。それ以外は、真っ白な砂とエメラルドグリーンの海の景色が広がる。サンゴ礁に囲まれているため、満潮時でも砂浜が消えることがない。ここは沖縄屈指の貝殻スポットでもある。巻貝や宝貝など、キレイな貝殻を袋いっぱいに詰めて持ち帰る人の姿も目に付いた。

 ツアーの船は底がガラスになっているため、海中の眺めを楽しめる。真っ白な砂に珊瑚、色とりどりの熱帯魚、運が良ければ大きなウミガメにも遭遇できる。

 ハテの浜と久米島の間には有人島の奥武島があり、国指定天然記念物の畳石を見ることができる。約600万年前に安山岩のマグマが冷えて固まったもので、その数は何と約1000個。世界的にも類がない規模だ。自然にできた直径1~2㍍ほどの六角形の畳石が敷き詰められた光景は自然のものとは思えないほどだ。

 奥武島には、水深200㍍以下の深い海から汲み取った海洋深層水を使ったスパ施設「バーデハウス久米島」がある。ミネラルが多く含まれた海洋深層水100%の浴槽・プール、さらには、沖縄のハーブ「月桃」を使ったスチームサウナが冷えた体を温め、旅の疲れを癒やしてくれる。

 小腹がすいたら奥武島の入り口にある久米島漁協のクルマエビ養殖場に行こう。久米島は日本一、クルマエビ養殖が盛んだ。冬場の午前中ならば、鮮度日本一のクルマエビの刺し身を試食することができる。

(豊田 剛、写真も)

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