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ニュージーランドの水資源管理に学ぼう

小松 正之

住民参加し情報も開示 日本はコンクリで生態系破壊

東京財団上席研究員 小松 正之

 近年、地球生態系に関する世界的関心は高まっているが、日本では、防災の名目でコンクリートによる自然生態系の破壊が進行している。台風21号による被害でも早速公共事業の拡大の検討が始まった。西洋諸国はすでに、土壌、地下水と湿地保水力や自然海岸の防災力など自然の力を活用した防災に力点を移行している

 ところで、8月にニュージーランド(NZ)を訪問し、森川海と水の管理と生態系の保護の現状と問題について学んだ。

 第1次産業省によればNZでも一見異なって見えるが、本質的には日本と同様の自然破壊の進行という問題を抱えているという。NZへの初期入植者たちは、森林を伐採して畑や草地を作り、農地や羊の放牧地にした。針葉樹林の植林をしたが根が定まらず土壌の流出が起こった。


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