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IS駆逐後のシリア情勢

乾 一宇

内戦終結へ妥協点模索 関係深いロシアがどう協力

ロシア研究家 乾 一宇

 ロシアゲート疑惑、人種差別問題、最側近の一人のバノン氏の更迭と、トランプ米大統領の問題噴出に比し、プーチン・ロシア大統領は『ニューズウィーク』誌8月29日号に特集されるように、意気盛んな様子である。

 国際社会を揺るがす中東で、シリアとイラクにおいてIS(自称イスラム国)の敗退が実現しようとしている。ここでは、シリアを中心にロシアを絡め、反政府勢力支持の米欧とは違った観点から見ていきたい。

 第1次世界大戦でオスマン帝国が敗れ、シリアはフランスの委任統治領となった。フランスは、植民地統治の原則「分割して支配せよ」を実践、少数宗派であり、日陰者扱いされていたアラウィ派(人口の約1割)に行政、治安などを委ねた。


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