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香港の一国二制度支える台湾

浅野 和生

「人民化」されぬ香港人 30年後には中国の香港化も

平成国際大学教授 浅野 和生

 20世紀日本の中国研究の泰斗、桑原壽二氏は、香港返還直前の1997年6月27日、「香港返還と日中関係」と題する論説を発表し、中華人民共和国による香港の吸収を「世界に例のない自由放任の世界と最後に残った独裁大帝国との両極端の合体」と称した(産経新聞「正論」欄)。

 そして香港問題は「結局、中国が香港を中国化しうるのか、返還が中国の香港化への契機になるか、ならないか」に問題は絞られる、と喝破した。

 また桑原氏は、孫文の言を借りて中国民族の性格を「自由の無際限な要求」と規定した。その自由要求の中国人にとって、香港の自由放任は「一個の理想の天地だった」。


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