ワシントン・タイムズ・ジャパン

ストレス時代の心の処方箋

根本 和雄

あるがままに現実受容 マインドフルネスな生き方

メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄

 ストレスフルな昨今の世相にあって、日々洪水の如(ごと)くに情報が氾濫(はんらん)し、人々の心は不安に苛(さいな)まれ、知らず知らずに不特定の情報に振り回され的確な自分の主体的判断が危ぶまれている気がしてならないのである。

 H・セリエ(カナダの生理学者)が言う如くに“自分でない何ものかになろうとするところからストレスが始まる”のである。

 しかも、急速なメカ化社会の中でこれまでとは異なるストレス、即ち「テクノストレス」が私たちの心身を脅かしていることも否めない事実である。

 その端的な現れがメカに過剰適応する「テクノ依存症」で、その結果、次第に感情が鈍麻(どんま)になり共感性に乏しくなり、他人との交わりが狭小化し、「失感情症」(アレキシシミア)に陥っていることを憂慮せずにはいられないのである。


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