ワシントン・タイムズ・ジャパン

中東政策担うユダヤ4人衆

佐藤 唯行

司令塔のクシュナー氏 イスラエル大使は顧問弁護士

獨協大学教授 佐藤 唯行

 先月トランプ米大統領が行った初の外遊。その最初の訪問先に中東を選んだのもトランプが同地域の安定を最優先課題としている証しだ。トランプの中東政策を実質的に仕切っているのは4人のユダヤ系側近たちだ。その仕事ぶりを見てみよう。

 トランプは本音で言えば厄介極まりないパレスチナ・イスラエル紛争に深入りしたくないのだ。そこでパレスチナ国家に代わる新たな中東安定化策が中東版NATO(北大西洋条約機構)構想だ。シーア派イランの勢力拡大に危機感を募らせているスンニ派アラブ諸国を米・イスラエルの味方に抱き込むことで中東の安定化を図ろうとする策だ。実現に向けての第一歩はスンニ派の大国サウジとの軍事同盟強化だ。その切り札が向こう10年間にわたる1100億ドルもの米製武器輸出だ。合意形成で中心的役割を果たしたのが大統領上級顧問ジャレッド・クシュナーだ。


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