ワシントン・タイムズ・ジャパン

外交力を破壊する米大統領

加瀬 みき

ハードパワーのみ重視 あまりに影が薄い国務長官

アメリカン・エンタープライズ政策研究所客員研究員 加瀬 みき

 エクソン・モービルの元最高経営者であったレックス・ティラーソン氏は大物国務長官になり、マティス国防長官とともに外交安全保障経験が皆無であるトランプ米大統領に思慮深い、大人のアドバイスを与えることが期待されていた。

 しかし2月初めに就任して以来、ティラーソン長官や国務省の影があまりに薄いことがワシントンの政治・外交筋、そして専門家の間の心配の種になっている。ティラーソン氏は国務長官に就任時に国務省のスタッフに向けて演説をした以外は一度も国内で演説をせず、単独記者会見は行わず、国内の共同記者会見での質問は受け付けず、国務長官なら恒例と言える日曜の討論番組にも一切出演しない。


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