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明快だったトランプ演説

ペマ・ギャルポ

主権尊重し積極的外交 公平さと配慮欠く日本の報道

桐蔭横浜大学法学部教授 ペマ・ギャルポ

 昨年12月8日、民主国家として合法的に選出されたドナルド・トランプ氏が本年1月20日、正式に第45代アメリカ大統領に就任した。私は特にトランプ氏の支持者でもファンでもないが、世界の最も強い国の大統領として十分な関心を持って昨年以来見守ってきた。日本のメディアの報道の姿勢に対し、いささか公平さと配慮が足りないような印象を持った。

 第一に就任する前から彼の行いに対し、さまざまな評価をするのはいかがなものか。もし評価するのであれば彼が大統領の宣誓を行い、最高裁長官から「大統領、おめでとう」と言われた瞬間以後の言動に対し、評価なり批評をするのが妥当ではないか。日本のテレビや新聞などは彼の政策が不透明であるとか、彼の演説の英語が小学6年生程度の文法だというように、一国の大統領に対して配慮も遠慮も見られない。


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