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「琉球語」復興運動の政治性

宮城 能彦

利用される言語学者たち 言語か方言かは「政治」が決定

沖縄大学教授 宮城 能彦

 「琉球語」は日本語の「方言」ではなく独立した一つの「言語」である。

 沖縄において、最近またこのような主張が目立つようになってきた。その主張の根拠にしているのが国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「言語」の基準である。

 しかし、ユネスコの定義は、「話しても意味が通じなければ別の言語」であるとする、幾つかある言語学の中の一つの立場でしかない。なので、ユネスコが作成した言語リストでは「方言(dialects)」と「言語(languages)」を区別せずに全て「languages」としてリストアップされている。だからこそ、「琉球語」は日本語とは別の独立した「言語」であるということになるのである。


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