ワシントン・タイムズ・ジャパン

見えぬトランプ氏の真実

加瀬 みき

政策・思想ない実業家? 家族や側近による影響懸念

アメリカン・エンタープライズ政策研究所客員研究員 加瀬 みき

 ドナルド・トランプ共和党候補が米大統領に選出されたが、同氏は選挙戦中具体的な政策をほとんど提示せず、周囲には政治や政策経験者がほとんどおらず、それだけにトランプ氏が何を考えているのか、そして主要ポストにいかなる人々を任命するかは大きな関心と同時に不安を招いている。

 政治には誇張は付き物であろうが、本選挙ほど何が真実で何がそうでないのかが分かりにくい選挙もなかった。いずれの支持者も自分たちの聞きたいことだけがこだまする好みのメディアを信じ、それ以外は敵のプロパガンダとみなした。トランプ氏は感情を即刻、短文で爆発させるツイッターを最大限活用させ、支持者たちは巧みな言い回しや鋭い攻撃に活気づいた。伝統的メディアからは事実誤認や意図的な誤りが繰り返し指摘されたが、言葉と事実は疎遠になっていった。


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