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再浮上する南シナ海問題

茅原 郁生

中国の埋め立て阻止を

拓殖大学名誉教授 茅原 郁生

 先の伊勢志摩サミットは世界経済への対応が中心テーマだったが、もう一つの主要テーマは海洋をめぐる対中懸念への対応だった。中国の海洋進出で緊張が高まる南シナ海について、中国の力による現状変更への危機感を踏まえて欧州首脳も南・東シナ海の現状に目を向け、討議した。

 先進7カ国(G7)は国際法や規範・原則の順守に明確なシグナルを発すべきとの認識で一致し、①国際法に基づく主張②力(武力・威嚇)を用いない③紛争の平和的解決-の三原則で合意し、「法の支配」順守を今後のG7のテーマとする議長声明が出された。これは東アジア海域での緊張激化に欧州の主要国が関心を高め、対中懸念の輪が広がる成果だった。


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