ワシントン・タイムズ・ジャパン

堕ちた米大統領最大の功績

加瀬 みき

オバマケアに苦情殺到

アメリカン・エンタープライズ政策研究所客員研究員 加瀬 みき

 「政治の世界では一週間は非常に長い」と、あっという間に状況が一変するさまを表したのは英国のウィルソン首相だった。連邦政府の一部を閉鎖するに至った連邦予算と債務上限引き上げを巡る大統領対議会共和党の戦いは、オバマ大統領の勝利とみられた。しかし、その後まさにあっという間にオバマ大統領の支持率は、回復不可能と言われるほど落ち込んだ。

 その原因はオバマ大統領の最大の功績とされる新医療保険制度である。民主党がトルーマン政権以降約60年にわたり実現を望んだ国民皆保険を実現した画期的な法とされた。増え続ける財政への負担を減らすというのも謳い文句だった。しかし、国民の支持を得たとはいえず、議論が白熱した2010年春、反対が約6割に及んだ。


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