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辺野古反対運動の同調圧力

星 雅彦

沖縄2紙で事大主義に

詩人・美術評論家・沖縄県文化協会顧問 星 雅彦

 明治政府の近代化に伴う「琉球処分」に搦(から)めて、最近の沖縄では「沖縄処分」という表現がうそぶき、それで痛烈に日本政府を批判し揶揄(やゆ)する状況に至っている。

 果たして「沖縄処分」が現実に合致した用語であるのかどうか。ともかく翁長雄志沖縄県知事が辺野古移設反対を唱えてからおよそ1年になる。その反対運動には多くの支援団体を盛り上げるメディアの力量発揮によって、米軍基地を嫌悪する背景作りにもなっている。

 沖縄の米軍基地問題と大衆運動としての基地撤去闘争は、米軍のかつての強制接収に対しての怒りと反発が根強い根拠となっている。

 翻って、1950年代初期に米軍は共産化した中国の動きを懸念して、基地建設ブームを起こし、つぎつぎと沖縄本島各地に本格的な基地建設を始めた。それに伴う住民との抗争も少なくなかった。


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