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中国語教育が及ぶアフリカ

太田 正利

南アで影響力が急拡大

評論家 太田 正利

 アフリカにおいて、20世紀後半には、欧州諸国の植民地化が徐々に衰退し、多くの国が独立していった。それまでの経過をたどると、同大陸は、英、仏、独(第一次大戦まで)、伊、ポルトガルなどの欧州諸国により分割されていった。(筆者の専門とする)南アフリカは、オランダ、次いで英国に支配されていた。当時、タンザニア、ザンビアを通る「タンザン鉄道」というのがあった。いうまでもなく、中国主導の鉄道だが、故障等問題があった。

 実は筆者が在ザンビア大使のとき、カウンダ大統領より、この鉄道には欠陥が多くて困っているが、何とか日本に助けてもらえないかとの依頼があった。筆者は多少困惑を感じ、躊躇したが、思い切ってこう返答したように記憶している。「ここはやはり最初の施工者たる中国に依頼したら如何でしょうか」。実はその後本件がどうなったかは記憶にない。多分、転勤のためザンビアを去ったからではないか。


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