ワシントン・タイムズ・ジャパン

安保関連法成立を振り返る

乾 一宇

自衛に実のある議論を

ロシア研究家  乾 一宇

 歴史を遡ると日本という国は、多くのアジアの国が植民地として支配されている時代、日清・日露戦争で大国、清・露国に勝った。大東亜戦争では連合軍に敗れ、約6年間外国に占領されたが、経済復興に邁進、経済力は世界第2位になり、その後中国に抜かれ現在は3位、国連分担金第2位の1億2000万人の国である。

 憲法前文には、「国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ」「いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならない」とある。

 だが、軍隊はない。あるのは自衛隊と謂(い)い、世界各地に経済進出しても、「国際平和のため血は流しません」という利己的な国、得体の知れない人々と見られても仕方ないであろう。

 国家安全保障戦略にあるように、米国の相対的な力の衰え、中国の経済的・軍事的台頭など国際社会の変化及び国連の活動への参加のため安全保障関連法を制定しようとした。


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