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「非嫡出子」違憲判決に思う

秋山 昭八

多様化してない家族形態法律婚主義の尊重を訴えよ

(社)教育問題国民会議理事長・弁護士 秋山 昭八

 夫婦は同姓とする民法の規定は違憲で、国が夫婦別姓のための立法措置を怠ったとして、事実婚の夫婦ら5人が国に慰謝料を求めた訴訟で、東京地裁は5月29日、「夫婦別姓は憲法で保障された権利とは言えない」として、請求を棄却する判決を言い渡した。

 一方、最高裁大法廷は9月4日、婚外子(非嫡出子)の遺産相続分を結婚している夫婦の子(嫡出子)の半分とした民法の規定が憲法に違反するとの判断を示した。これまで大法廷は1995年、小法廷は2009年に合憲としていたが、この度、大法廷は「婚姻や家族の形態が著しく多様化し、国民意識の多様化が大きく進んでいる」として判例を変更した。


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