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仏強襲揚陸艦の対露輸出中止

乾 一宇

響いたウクライナ問題

ロシア研究家 乾 一宇

 ロシアは、フランスからミストラル型強襲揚陸艦(2万1500㌧)を購入予定だったが、ロシアのクリミア併合やウクライナ東部での戦闘継続を受け、フランスはロシアに輸出契約の破棄を申し入れている。

 そもそもロシアのミストラル購入計画は、2008年8月のグルジア紛争で黒海からの増援部隊の揚陸に多大の時間を要したことが発端と言われている。

 2009年9月、ポポフキン露国防次官がフランスと購入交渉中との発言から明らかになった。2011年6月17日、正式な2隻の建造契約が結ばれた。

 ロシアの計画では4隻体制、最初の2隻は仏から購入、残り2隻はライセンスを取得してロシアで建造、太平洋艦隊と北洋艦隊に配備する予定であった。近年ロシアが重視している北極海を視野に入れた配備である。


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