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過激集団IS「建国」から1年

渥美 堅持

一大目的失って分散か

東京国際大学名誉教授 渥美 堅持

 昨年の6月末、イスラーム暦9月、断食の最初の日に建国宣言をイスラーム世界に発した「過激集団IS」は、「カリフ制の復活」という目標を掲げながら他宗教徒ばかりか非協力的なイスラーム教徒を惨殺し財産を掠奪(りゃくだつ)するという行動を繰り返し、世界はもとよりイスラーム世界からも大きな非難を浴びるに至っている。特に、世界の非難を浴びるに至ったのは、イラクに在する人類の遺跡とも言える「ニムルドの遺跡」、「ハトラ遺跡」を破壊したことで、怒りは頂点に達した。そして今、シリアの「パルミラの遺跡」をその影響下に置くことによって更なる非難を浴びることになった。


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