ワシントン・タイムズ・ジャパン

不運な犠牲者悼む靖国神社

金子 民雄

日本人の民族性の発露

歴史家 金子 民雄

 このところなにかというと、すぐ中韓両国の日本批判に靖国神社参拝が持ち出される。秋季例大祭が行われた10月、首相が供物を奉納し、閣僚や国会議員などが参拝したときもそうだった。

 日本叩きに、これほど手頃で、便利な材料も他にないからだろう。批判の対象者も死者だから叩き易い。それに日本人もこれを持ち出されると、戦争に関わってくるので、どうしても良心的に怯(ひる)むところがある。それが第一の狙い目でもあるのだろう。しかし、死者には敵も味方もないのだが、死んだ者は、みな戦犯者といいたいのだろう。

 第2次世界大戦が終わって間もなく70年がたち、あらゆるものが遠い過去になりつつある。戦争経験者もきわめてわずかになった。戦争に関して議論を張る人たちも、それがどんなものなのか、体験していないと分からない。


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