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台湾に学ぶ豊かな地方造り

宮城 能彦

商売エネルギーが充満

沖縄大学教授 宮城 能彦

 15年前からほとんど毎年のように台湾に出かけている。

 そのほとんどは、学生と一緒に台湾の歴史や文化を学んだり、台湾の小学校と交流することであるが、数年前には李登輝元総統にもお会いして様々なことをご教授いただいたこともあった。圧倒的な存在感やオーラを放ちつつも、穏やかで優しく、どこか人懐っこいお人柄に感激したことは今でも忘れることはない。

 街中に行って、言葉は通じなくても、なぜか居心地が良い。

 台湾の人たちが親日的であることがその最も大きな要因ではあろう。しかし、沖縄生まれ沖縄育ちの私にとっては、おそらく他県の人よりもさらに心地がよいのだと思う。

 そこには、南の島で育った人間に共通する何かがあるからかもしれない。

 南の島の、良く言えばおおらかさ、悪く言えばいい加減さの波長がなぜかピッタリとあう。いわゆる「おもてなし」の考え方や作法が同じなのである。


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