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ホリスティックな健康観を

根本 和雄

心に湧く気高さも必要

メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄

 我が国における「超高齢社会」は、私たち一人ひとりの生き方と健康に対する考え方を、新たな視点から見つめ直す機会になりつつあるのではなかろうか。なぜならば、単に身体的に病んでいないというこれまでの「健康観」では、現実的に説明のつかない現象に新たに直面しているからである。

 もともと「健康」の語源は「全体」(whole)であったのに、精神と身体を切り離して、人間を分析的・即物的・加算的にしかみない現代医学は“ケア(care)よりもキュア(cure)を先行させる医療に”陥っている気がしてならないのである。この現状に対する反省として、アメリカにおいて1970年代に「ホリスティック医学」運動がカリフォルニアを中心に起こり、身体と精神と環境を分離せずに、それらが調和的な平衡を保っている状態のことを健康と呼ぶ人々が増えてきたのである。


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