ワシントン・タイムズ・ジャパン
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公論を成す「篩」としての新聞

櫻田 淳

朝日騒動で問われる信頼

東洋学園大学教授 櫻田 淳

 朝日新聞が、福島第一原発「吉田調書」や従軍慰安婦「吉田証言」に絡んで起こした「虚報」騒動は、各種メディアが標榜(ひょうぼう)する「報道・言論の自由」の有り様に関して、侃々諤々(かんかんがくがく)の議論を巻き起こした。

 この流れの中で、2人の朝日新聞OBが勤務地の地方大学で脅迫を受ける事件が発生している。その一方では、産経新聞前ソウル支局長が訴追された一件は、朴槿恵(韓国大統領)執政下の韓国において、「報道の自由」の土壌が侵食されていることを示している。また、習近平(中国国家主席)執政下の中国における報道・言論への統制の動きも、広く知られるようになっている。日本の内外で「報道・言論の自由」の内実が問われる機会が続々と浮かび上がっている。


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