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ネット言論と新聞の“失墜”

渡辺 久義

欧州で一流紙部数半減

京都大学名誉教授 渡辺 久義

 いま私が一番書きたいと思っていることは、残念ながら新聞(新聞一般)には書けないことである。私はこの欄に執筆の依頼を受けて以来、長い間書けないでいた。しかしインターネット・サイトには、主として翻訳記事だが、これまでなかったほど頻繁に旺盛に書いている。これは世界的な現象だが、インターネットの世界ではごく普通に言えるが、新聞では言えないことの分裂がますます顕著になってきた。


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