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中国AIIB構想と韓国の行方

櫻田 淳

東アジアの危機要因に

東洋学園大学教授 櫻田 淳

 アジア地域における国際情勢の危機要因を語るとき、従来、当然のように事例として挙げられてきたのは、北朝鮮による核・ミサイル開発の動向であったけれども、近年では東シナ海や南シナ海における中国の拡張傾向が、それに加わるであろう。しかし、東アジア地域における危機要因として重要であっても語られないものの一つは、韓国の対外姿勢である。

 特に朴槿恵(韓国大統領)の登場以降、韓国政府の対外政策方針においては、中国から「経済」、そして米国から「安全保障」の「果実」を摘まみ食いしようという姿勢は、露骨になっている。こうした韓国政府の米中両国を相手にした「摘まみ食い」外交は、果たして持続し得るものなのか。


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