ワシントン・タイムズ・ジャパン

辺野古問題に疲れた沖縄県民

宮城 能彦

「印象」が選挙結果を左右 埋め立て反対のみの玉城県政

沖縄大学教授 宮城 能彦

 先日の衆議院議員選挙は全国的にも、そして特に沖縄においても大きな流れの変わり目であった。

 ご存じのように、沖縄の小選挙区では、自民党が1議席増やす結果となった。しかも、自民党が勝利したのは、辺野古地区がある沖縄本島北部、沖縄3区であった。その意味は大きい。

 玉城デニー知事をはじめとする「オール沖縄」は、コロナ禍で辺野古の埋め立てが争点になりにくかったことが敗因だとするが、私はそうは思わない。

「民意」は少しずつ変化

 前回の衆議院議員選挙までは、たしかに、辺野古埋め立ての是非がストレートに問われる選挙であった。「沖縄県民であれば誰でも辺野古の埋め立て反対であるはずだ」という空気が確かにあったのだ。それを「民意」というのならば、「民意」はほぼ「辺野古の埋め立て反対」であったと言っていいだろう。

 しかし、あれから約4年。状況や「民意」は少しずつ変化してきた。


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